目次
AI-1.1 本書について
AIチャット機能は、有償オプションをご契約頂くと利用可能になる機能です。
本書ではコンテンツ管理システムにおける、AIチャット機能の利用方法について説明します。
AI-1.2 AIチャット機能とは
AIチャット機能は、スマートカタログにアップロードされたコンテンツを情報源とし、ユーザが入力する質問に対して回答文を生成する機能です。設定により、スマートカタログに登録されていない情報も参照し回答を得ることが可能です。
AIチャット機能は、Microsoft社が提供するAzure OpenAIサービスを使用し、提供しております。生成AIの技術特性上、生成する回答には誤った情報や求める回答ではない内容が含まれる可能性がありますのでご注意ください。
AI-1.3 AIチャット機能設定可能ユーザ
AIチャット機能に関する設定は、ユーザロール「コンテンツ管理者」のユーザのみが設定可能です。
AI-1.4 AIチャット機能の回答文生成引用データ
AIチャット機能は、スマートカタログにアップロードされたコンテンツを情報源としますが、回答の情報源となるコンテンツは、自身が閲覧可能なコンテンツのうち、AI利用許可グループに対して公開されているコンテンツが対象となります。そのため、ユーザによって情報源となるコンテンツが異なるため、回答も異なる場合がございます。
以下はコンテンツA、B、CがそれぞれのユーザにおいてAI回答の情報源となるかを表しております。
AI利用許可されているグループ名は青字、許可されていないグループは赤字で示しています。
また、コンテンツの新規登録や更新時には、AI回答の情報源になるまで、5分程度時間を要しますが、登録しているコンテンツ総数によってはこれ以上の時間を要する場合がございます。
AI-1.5 AIチャット機能の利用により発生するストレージ量
AIチャット機能をご契約頂いた場合、AI参照用ファイル(チャンクファイル)が生成されます。
AI参照用ファイルは各素材ファイルの文字情報を抽出したファイルです。コンテンツ公開時に、公開したコンテンツに使用されている素材(ベースファイル)に対して生成されます。
AI参照用のファイルはストレージの利用量の集計対象となりますので、利用実績画面の「ストレージ容量」より確認が可能です。
AI-1.6 AIチャット機能の利用上限
AIチャット機能は、契約により利用可能枠が定められています。利用可能枠を超過した場合、AIチャット機能で新規に質問をすることができなくなります。
スマートカタログのAIチャット機能では、利用可能枠の量を「チケット」と呼ばれる単位で表します。質疑応答による文字情報量に応じてチケットを消費します。
文字情報量は「トークン」と呼ばれる単位で表されます。トークン数は、Microsoft社の仕様に準じてカウントされます。
以下は、文章に対して、1トークンごとに色分けして表示した例です。
(AIのモデルによりトークンの区切り方が異なる場合がございます。)
ユーザが入力する質問文やAI機能が出力する回答文の文字情報以外にも、回答生成において参照するコンテンツの文字情報、同一チャット内の質疑応答履歴情報、その他システムメッセージなど、AzureOpenAIサービスの仕様に準じて、トークンが発生します。
実際に発生したトークン数を確認するには、管理者がコンテンツ管理システム(CMS)の利用実績からチャットログを取得し、確認することできます。
ヒント
文章のトークン数を確認したい場合は、Microsoft社が提供する「Tokenizer」(外部サイト)をご利用ください。
AI-1.6.1 質疑応答により消費するチケット量
質疑応答により消費するチケットの量は、以下の計算式で算出されます。
消費するチケット量 =
(入力トークン数 x 入力チケット単価)+(出力トークン数 x 出力チケット単価)
※入力/出力チケット単価は1,000トークンあたりのチケット消費量を表します
入力か出力かに加え、回答生成に使用する生成AIモデルにより、チケット消費量は異なります。現在適用されているチケット単価(1,000トークンあたりのチケット消費量)は、管理者がコンテンツ管理システム(CMS)の「AI設定」の画面よりご確認いただけます。
参考)チケット消費量計算イメージ
・入力トークン数:10,000トークン
・出力トークン数:1,000トークン
・使用するGPTモデル:GPT-4.0 の場合
入力:10,000トークン × 4.82チケット/1,000トークン
+
出力: 1,000トークン × 9.64チケット/1,000トークン
=
合計: 57.84チケット